中学のとき買ってもらったダッフルコートを30年着ている話

あの頃のわたしへ
子どもが欲しがるには結構お高めだったけど、お店で見かけてあまりにも気に入って大事にするからと泣いてねだって買ってもらったダッフルコート。あれから30年以上経った今も毎年の冬のスタメンなので安心してください。
この頃のわたしより
帰省したときに、このコートを買ってくれた伯母が「あんた、まだそれ着てくれてんの」ってなんか照れくさそうに笑ってくれました。
実を言うと、20代〜30代でこれを着たていた記憶はあまりなく……実際、しまい込んでてあんま着てなかったのかも。でもまた、これがしっくりくるようになったんですよねえ。

好きなものは、年齢とともに変わっていくこともあるけれど、めぐりめぐって戻ってくることもある。このコートは、当時としては高価で、子どもがねだるような値段のものではなかったけれど。
この冬もずっと、外出するときに選ぶのはほとんどこのダッフルだった。もしかしたら子どもっぽい格好に見えるかもしれないけれど、別にいい。いまの私は、いつだってこれを着たい気分なのだ。
そんなふうに開き直ったら、ますますこのダッフルが大好きになりました。まぎれもない、私の大切な相棒です。

表面モケモケだし、留め具はハゲハゲだし、革のところ?とか、ちぎれちゃいそうで怖いなって思うこともあるけれど、結構雑に着ています。破れもなく、虫食いもなく、この歳になるまでずっと私に寄り添ってくれてありがとう。
毛玉は……取ったほうが、いいけどね。
フリーランスライター。旅行、グルメ、コスメ、ファッション、花、動物、ぬいぐるみなどなど、好きなものがいっぱいありすぎる昭和生まれ。カナダ留学経験があるが、思い出の中のカナダ人はなぜか全員関西弁を喋っている。
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