2026-10-09

東京都庭園美術館「マリメッコ展 模様のちから」へ|模様ができあがる工程にワクワク

東京都庭園美術館で「マリメッコ展 模様のちから」が開催中。初期の貴重なドレスから現代のコレクションまで、マリメッコの歴史とものづくりをたどれる展覧会です。

ドレスや原画、模様ができあがっていく工程を見られるインスタレーションなど、マリメッコの世界にどっぷり浸れます。取材でうかがったので、特に印象に残った見どころをご紹介します。

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ドレスで歴史が見えてくる

展示の中心は、約70点のドレス。「ドレスをキャンバスに」という創業者アルミ・ラティアの考え方を形にしたものなのだそう。

展示室へ足を踏み入れるたびに、鮮やかなドレスたちが私たちを出迎えてくれます。その模様や色のバリエーションは、まさに圧巻のひとこと。

ワンピースの形もかわいいんです。柄を活かすためにシルエットはシンプルなのですが、だからこそ時代を感じさせません。いま見ても新鮮さを覚えるデザインに胸が躍ります。

スケッチと切り絵の原画

マリメッコを象徴する模様がどう生まれるのかを、資料とともに紹介するコーナーもありました。自然の風景から描かれたスケッチや切り絵、本展のキービジュアルを飾った模様の原画も展示されています。

デザインのスケッチや切り絵が、本当に美しかった! マリメッコの柄には普遍的な魅力があり、親しみもあります。その源泉ともいえるスケッチを見ると、さまざまな柄も最初は1枚の紙に描かれたアイデアからはじまったのだと、改めて感動を覚えました。

模様が生まれる工場へ

この展覧会でいちばんワクワクしたのが、ヘルシンキの「プリント・ファクトリー」をテーマにした、アートユニット・plaplaxの映像インスタレーション。職人の手仕事と映像表現を組み合わせ、ひとつの模様がプリントとして生まれるまでの工程をデジタルで見られる空間です。

こういうふうに模様ができあがっていくんだ、と大興奮! 展覧会で、まさかの工場見学気分が味わえました。

映像が何種類もあって、複雑な図案が生まれていく過程が次々と見られるので、思わず長居しちゃいました(笑)。

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アール・デコの館も見どころ

展示だけでなく、建物やお庭の佇まいも美しかったです。会場の東京都庭園美術館の本館は、旧朝香宮邸。1930年代フランスのアール・デコ装飾を基調に、日本の意匠も随所に配された歴史的建造物なのだそう。

重厚な建築に、マリメッコの図案が不思議と溶け込み、響き合っていて思わず息を呑むような場所も。素敵な空間に、ずっとときめいていました。

観覧料は一般1,400円。日時指定予約制ですので、チケットのご予約を忘れずに。ぜひゆっくりと鑑賞できる日に、足を運んでみてくださいね。

※写真撮影は一部の作品を除いて不可です。取材のため許可をいただいて撮影しています

マリメッコ展 模様のちから 会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
住所:東京都港区白金台5-21-9 map ↗
アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分、都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
会期:2026年10月3日(土)〜12月20日(日)
休館日:毎週月曜日(10月12日・11月23日は開館、10月13日・11月24日は休館)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)。11月6日・13日・20日・21日・27日・28日、12月4日・5日は20:00まで
観覧料:一般1,400円、大学生1,120円、高校生・65歳以上700円、中学生以下無料(日時指定予約制)
公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/20261003-1220_marimekko/
展覧会公式サイト:https://marimekko-ex2026-2028.jp/

【参考】東京都庭園美術館

編集長

ライター歴20年以上。旅行、グルメ、コスメ、ファッション、花、動物、ぬいぐるみなどなど、好きなものがいっぱいありすぎる昭和生まれ。カナダ留学経験があるが、思い出の中のカナダ人はなぜか全員関西弁を喋っている。

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