2026-07-30

三浦半島を日帰りで満喫!東京から行ける無人島・猿島と横須賀グルメ&葉山アートをめぐる大人旅

三浦半島というとドライブのイメージがありますが、実は電車やバスを使っても1日楽しめます

東京湾でただひとつの自然島・猿島で歴史を感じ、横須賀名物でお腹を満たし、最後は葉山でアートと海辺の景色に癒やされる。エリアごとに異なる魅力を味わえる、三浦半島の日帰りモデルコースをご紹介します。

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船で10分!自然と歴史の島

三浦半島の旅、まずは横須賀の三笠ターミナルからスタート。ここから船でわずか10分、東京湾に浮かぶ、唯一の自然島である猿島を目指します。

猿島はかつて、東京湾を守る「要塞の島」だった場所。かつての弾薬庫や砲台跡がそのまま残る島は、これまでの歳月で木々に覆われ自然と融合した唯一無二の歴史遺産となったのだそう。

無人島に上陸するのは生まれてはじめて。船に揺られて猿島が近づくに連れ、どんどんテンションが上がります。

ガイドツアーが最高

上陸したら、猿島の歴史と自然を巡る探検ツアーへ。「60分アドバンスコース」(大人1人800円、税込)に参加しました。イヤホンをつけ、ガイドさんの解説を聞きながら島をぐるりと一周します。

このツアー、ガイドさんがプロフェッショナルですごく良かった! ただ歩いているだけでは絶対に気づかないような「見るべき場所」や撮影スポットをどんどん教えてくれるんです。

出発してすぐ、島内唯一にして現役の発電所からはじまり、日本で数カ所しか見られないフランス式のレンガ積み、石垣に刻まれた文字の秘密などなど。

猿島にまつわるストーリーをグイグイ引き込まれる話術で伝えてくれるので、こっちまで猿島に詳しくなったような気分に(笑)。

途中、カラスザンショウという大きな木のそばを通りかかったのですが、そのときにガイドさんがひとこと。「この木は寒くなってくるとたくさん実がなって、とてもいい香りがするんです」

猿島を歩き尽くしているだけでなく、本当にこの島を大切に思っている方の言葉だなあと感じて、なんだかとても心に残りました。

最後には有料ツアー限定の見学エリア、鍵のかかった兵舎と弾薬庫にも足を踏み入れることができて、大満足の1時間。

無人島ということでちょっと身構えていたのですが、道も整備されていて思っていたよりずっと歩きやすかったです。自然が歴史をそのまま抱え込んだような猿島の魅力を満喫しました。

休憩スポットも充実

そのあとは島で唯一のテイクアウトレストラン、「Oceans Kitchen」へ。ワンハンドフードやカレー、ドリンクなどが販売されています。小腹を満たすためにいろいろ購入。

気軽に持ち歩けるパウチタイプのシャーベットもありました。タオルに包むと保冷剤代わりにもなるので結構おすすめ。

帰りのフェリーを待ちながら、ちょっとひとやすみ。「Oceans Kitchen」の周りは屋根つきで座れる場所がそこかしこにあって、休憩や飲食もしやすかったです。

帰りのフェリーからは、ビーチでBBQをしている人たちの姿が見えました。これからの季節、浜辺のBBQは最高に楽しいだろうなあ。

三笠ターミナルへ戻り、次の目的地へ向かいます。

無人島 猿島 アクセス:京急線「横須賀中央駅」から徒歩約15分、三笠ターミナルより船で約10分 map ↗
乗船料・入園料:大人2,000円台〜(往復乗船料+入園料、時期・料金区分により変動)
ガイドツアー:30分ベーシックコース 小学生以上600円/60分アドバンスコース 小学生以上800円(税込・1人、ガイド料・保険料・イヤホンガイドレンタル料込み)
公式サイト:https://sarushima.jp/

横須賀グルメを頬張る

ランチは三笠ターミナルから歩いてすぐの「いちご よこすかポートマーケット」へ。

お目当ては、横須賀のご当地グルメ!

  • ヨコスカネイビーバーガー ― 米海軍のレシピで作られる正統派アメリカンバーガー
  • ヨコスカチェリーチーズケーキ ― 米海軍横須賀基地プロデュースのレシピ
  • よこすか海軍カレー ― 日本海軍のレシピをもとに復元されたカレー。サラダと牛乳つき

ヨコスカネイビーバーガーとよこすか海軍カレーの両方が食べられる「HONEY BEE(ハニービー)」というお店をチョイス。

「レギュラー ネイビーバーガー コンボ」(2460円)を注文したのですが、ハンバーガーが片手でつかみきれないくらいのボリューム! 牛肉100%のパテはハーフパウンド(227g)だそう。

バーガー系はケチャップやソースの味を感じるものだと思っていましたが、こちらは塩コショウがしっかりきいていてお肉の旨味がガツン!ときます。シンプルなのに濃厚で、驚くほどおいしい。

いっぽう「よこすか海軍カレー」(1960円)は、煮込まれてとろけた野菜の質感が感じられて、どこか懐かしい味。いま日本で愛されているカレーの原点がここにありました。

ほかにも海鮮が食べられるお店やジェラートのお店、おみやげ屋さんなどが充実。テラスからは港に出入りする船も見えて、とても居心地のいいスポットでした。

いちご よこすかポートマーケット 住所:神奈川県横須賀市新港町6 map ↗
アクセス:京急線「横須賀中央駅」から徒歩約11分
営業時間:10:00〜19:00(店舗により異なる)
公式サイト:https://yokosukaport-market.com/

葉山でティータイム

お腹を満たしたあとは、三浦半島のもうひとつの表情に出会うため葉山へ。約1時間ほどで京急「逗子・葉山」駅に到着したら、バスに乗って神奈川県立近代美術館・葉山へ向かいました。

神奈川県立近代美術館は、2026年4月に開館75周年を迎えた歴史ある美術館。葉山館は2003年に開館したのだそう。海を見下ろす高台にあり、風景との一体感が美しい。

ガラスの透明感とすっきりとした直線が印象的な建築です。

まずは館内のカフェ「オランジュ・ブルー」でひとやすみ。店内のどこからでも大きなガラス窓を通して浜辺の景色が臨めるほか、テラス席も用意されています。

波音がすぐそこに聞きながら食べるデザートは格別。この日はあいにくの曇り空でしたが、お天気が良ければ江の島の向こうに富士山が見えるそう。夕焼けもきっと美しいだろうな。

アートと散策を楽しめる

続いて館内へ。展示室は1フロアのみで、企画展とコレクション展が開催されているとのこと。途中にあるソファエリアから見たファサードは、まるで額縁に収められた絵画のように見えました。

美術館の外周は無料で入れる庭園となっています。海辺を見渡したり、森の中に佇む彫刻との出会いを楽しんだりしながら、ぐるっと散策するのがおすすめ。

アントニー・ゴームリー「Insider VII」

猿島や横須賀とはまた違う、ゆったりとした時間が流れる葉山。三浦半島の奥深さを感じられる締めくくりになりました。

神奈川県立近代美術館 葉山館 住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 map ↗
アクセス:JR横須賀線「逗子」駅(東口3番のりば)または京急「逗子・葉山」駅(南口2番のりば)から京急バス「逗11・12系統(海岸回り)」で「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車
電話:046-875-2800
公式サイト:https://www.moma.pref.kanagawa.jp/hayama/
館内カフェ:レストラン オランジュ・ブルー(観覧券不要で利用可)
カフェ営業時間:ティータイム10:00〜17:00(LO16:30)/ランチタイム11:00〜15:00
カフェ定休日:月曜(祝休日の場合は営業)、年末年始(12/29〜1/3)
カフェ電話:046-875-0919
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いろんな魅力を楽しんで

朝は無人島を探検し、ランチは横須賀のご当地グルメを味わい、午後は葉山でアートに触れつつおだやかな風景を眺める。とても充実した1日になりました。

JRや京急電鉄を使えば東京から1時間程度でアクセスできるのに、あまり来たことがなかった三浦半島。エリアごとに、こんなにも違った楽しみ方ができるんだというのがいちばんの驚きでした。

女子旅はもちろん、大人の日帰り旅にもぴったり。グルメ、アクティビティ、アートと、さまざまな魅力を1度に楽しみたい人におすすめです。

※取材にご招待いただき執筆しています

【参考】神奈川県観光公式サイト

▼気になる場所が見つかったら、旅の計画してみてね。

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編集長

ライター歴20年以上。旅行、グルメ、コスメ、ファッション、花、動物、ぬいぐるみなどなど、好きなものがいっぱいありすぎる昭和生まれ。カナダ留学経験があるが、思い出の中のカナダ人はなぜか全員関西弁を喋っている。

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